計画戦車一覧  German Planned AFV

T-25 (Blitz Workshop 1/72)

 

1941年に軍の発注を受けて木製モックアップまで作られた計画車両です。主砲にはシュコダ製のA-18 75mm砲が予定され、T-34の影響を受けて傾斜装甲が採用されています。キットはBlitz Workshopのレジンです。一昔前のガレージキット並みに整形の手間がかかりますが、恐らくT-25の唯一のキットとして貴重な存在です。

VK4502(P) V 180/181, 1-76, Milicast

 

計画車両とはいえ、限りなく試作車両に近いところにいた車両です。通称ポルシェティーガー(101型)にFlak41を搭載するというコンセプトで開発された車両で、後日この砲塔がキングタイガーのポルシェ型に転用されたのは有名な話です。この車両には2つのタイプがありました。こちらは、その一つで操縦室-戦闘室-エンジンというオーソドックスな配置のものです。キットはミリキャストのレジンです。

VK4502(P)180/181,  Cromwell, 1-76 

 

こちらがもう一つのタイプ。上記は砲塔配置が前(Vorne)なのでV型と呼ばれるのに対し、こちらは砲塔が後(Hinten)なのでH型となります。操縦室-エンジン-戦闘室というミッドシップ配置は、フェルディナントやエレファントが回転砲塔を装備したイメージです。キットはクロムウェルの1/76です。ミリキャストとは随所に解釈の違いがみられ、興味深いです。2016年4月、V型の追加に合わせて若干の補正を行っています。

ラムティーガー FCM(1/76)

Ramtieger, 1-76, FCM

 

ポルシェタイプ101の派生タイプとして構想されたものの実現しなかった車両。障害物の除去を装甲板でやってのけようという発想でしょうか。こんな車両をキット化できるのもガレージーならではですね。キットはFCMの1/76です。市街地で派手に暴れまわったイメージにしてみました。2011/12若干の補正を行っています。

VII号戦車 レーヴェ FCM(1/76)
Pzkpfw. VII Löwe, 1-76, FCM

 

1942年の段階でキャンセルされた超重戦車です。虎の次はライオンの予定だったのですね。150mm砲搭載、前面装甲140mmですから、1942年時点の構想としては群を抜いたスペックでした。外見は、どことなく戦後のレオパルドに通じるような。キットはFCMの1/76です。キャンセル時期を考えればPanzergrauもありですが、1946年ロールアウトのイメージです。 2012/4若干補正を施しました。

Sdkfz. 250 neu w/ Panzerwerfer 42

(Modell Trans 1/72)

 

架空とはいえ、これは実現していてもおかしくない車両です。Sdkfz.250 Neu にPanzerwerfer 42 を半分にして搭載した支援車両です。キットはModell Transブランドですが、内容はMK社のNeuインジェクションキットにレジン製の改造パーツが付属するというものです。今回初めてMK社のキットに触れましたが、Sdkfz. 250の決定版といってよい出来で感動しました。

Pzkpfw. 38w/ 7.5cm KwK40(L/48) (OKB Grigorov 1/72)

1944年時点でもKrupp社は38(t)を主力戦車として継続運用するための改良を検討していました。本車はその提案の一つで、IV号戦車の砲塔を大幅に簡素化したものに7.5cm砲(L/48)を搭載した全周回砲塔を搭載する計画でした。車重を軽減するため、1944年11月時点での兵器局への提案では、装甲厚は前面40mm、側面20mmと当初案より後退していたようです。キットは初登場のOKB Grigorovのレジン。高品質なキットです。

Munitionsschlepper Wesenhütte late production 

(Giesbers Models 1/76)

 

下記のKätzenと同じコンセプトで開発が検討された全装軌式の牽引車両のようです。泥道の走破能力と一定の装甲を備えたこの種の車両へのニーズは強かったのは、想像に難くないですが、戦闘車両の生産を優先せざるを得ない戦争後期での実用化のハードルは高かったようです。

 

ケッツチェン  FCM(1/76)

Kätzchen, 1-76, FCM

 

Hetzerの車台を利用した兵員輸送車です。子猫の名称が付されているように、確かに小型でかわいらしい車両です。収容能力を考えると、Sdkfz251の方が実用的なように思いますが、どうなのでしょう。キットはFCMの1/76です。なぜか足回りはメタル製の転輪にレジンの履帯と面倒な構成ですが、仕上がりはいつものFCMとおりで、いい感じです。

Vollketten-Aufklaerungspanzer 38 FCM(1/76)

 

Kaetzchenを一回り大きくしたAPCです。KaetzchenすらHetzerの生産優先で日の目を見なかった訳ですから、この車両に至っては全くのペーパープランでしょう。とはいえ、FCMが手掛けると、結構フィージブルに見えるから不思議です。兵員を搭載し、展示時期(2012/12)に併せて独特の冬季迷彩を施してみました。

E-50 APC, Cromwell Modells (1/72)

 

パンターの後継モデルE-50をベースにした装甲兵員輸送車です。E-50自体が存在しませんから完全なペーパープランですが、重厚で迫力ある車両です。Cromwellの好キットですが、旧作のCromwell GermanyE-50と並べてみると大差なく、1/72の表示ではあるものの、1/76だと思われます。Dunkelgrünのベースに房状迷彩としてみました。2022/1/16に写真を更新しました。

Sturmhaubitzwagen 638/14 w/ 10.5cm- StuH42/2 (Attack 1/72)

 

Hetzerの派生型は数多く計画されましたが、これもその一つ。10.5cmを搭載した歩兵支援用の突撃砲タイプです。Stug IIIの後継として実現可能性は相応にあったと思いますが、計画段階で終わりました。キットはAttackのインジェクションにアフターパーツで補正を施しています。Hetzerらしい光と影迷彩を施してみました。

Raketenpanzerjäger Hetzer (Modelltrans Modellbau 1/72)

 

Hetzerに誘導式の対戦車ミサイルを搭載したらという架空車両です。中東戦争でイスラエル軍に大戦果を上げた旧ソ連のサガーの原型がナチスドイツにあったとしたら、こうした運用は十分考えられます。尤も、有線の誘導式でしょうから、効率を考えると通常のPak搭載の方が効率的にも思います。いずれにしてもドイツ軍ならではの架空車両です。

38D 駆逐戦車 FCM(1/76)

Jagdpanzer 38D, 1-76, FCM

 

ヘッツアーの後継モデルとして構想された車両です。下記のE-10とライバル関係でしたが、こちらに軍配が上がったようです。ヘッツアーを一回り大型にしたような大きさで、車内スペース的にはかなり改善されたのではないでしょうか(実現していれば)。キットはFCMの1/76です。シュマイザーを持った兵士を乗せて実戦モードとしてみました。

38D 駆逐戦車10.5cm突撃砲 FCM(1/76)

Jagdpanzer 38D w/ 10.5cm-StuH 42/2, 1-76, FCM

 

 38Dヘッツアーの歩兵支援タイプです。38(t)にも同様のバリエーションが計画されていましたので、その後継モデルといったところでしょうか。このスタイル、意外に短砲身も似合いますね。キットはFCMの1/76です。車外装備品やヘッツアーと同様のシュルツェンを加えるなど、若干の追加工作を行っています。

38D駆逐戦車 FCM(1/76)

Jagdpanzer 38D w/ 10.5cm-PAW 1000

 

存在しない38Dの派生形ですから、当然これも実車が存在しないペーパープランです。10.5cm-PAWは、この他にもマーダーのように固定式の設置も検討されていたようです。Hetzerより大型の車台にコンパクトな砲等が載っていますが、実用化された場合の操作性などはどうだったのでしょうか。キットはFCMの1/76です。今のところ38Dは、KORAを別にすると、同社の独壇場です。

38D駆逐戦車ラング FCM1/76)

Jagdpanzer 38D w/ 7.5cm KWK L/70 lang, 1-76, Fine Cast Models

 

38Dに70口径の長砲身を搭載したタイプです。Hetzerに比べれば大型化したとはいえ、さすがにアンバランスな感じですね。キットは計画車両を精力的にキット化してくれていたFCMの1/76です。今回は、シュルツェンをオリジナル型式にして印象を変えてみました。計画車両ならではの楽しみ方です。アンブッシュが似合います。

Panzerjäger 38(t) w/ 7.5cm L/70 (KwK 42),

1-72, M.G.M.

 

38(t)車台を利用した駆逐戦車プランの1つです。エンジンを中央に移設し、後部にKwK L-70を搭載するコンセプトです。コンパクトな車台でIV号駆逐戦車並みの火力があるので、旧式化した38(t)の車台の転用先としては良いアイデアのように見えます。38Dでも同様のコンセプトが検討されていたようです。計画戦車の中ではかなり現実味のあるものといえるでしょう。キットはM.G.M.のレジンです。

Škoda 20t Dampfschlepper (Abteilung '46 1/72)

厳しい燃料事情を改善すべく、石炭炊きの蒸気機関で駆動する牽引車の開発計画が進められていました。これはその一つPilsenのŠkoda社により開発された最初のプロトタイプです。Jagdpanzer 38の車台を延長し、転輪を6つに増やした車台は、重量制限をなかなか充足できないうちに終戦を迎えました。Hetzerが好きな私にとって昔から気になっていたアイテムです。キットは当館初のAbteilung ’46のレジンキットです。

 

Jagdpanzer IV E 7.5cm L/70, 1-76, Fine Cast Models 

 

IV号駆逐戦車L/70の後継モデルです。Einheitシリーズの一環とはいえ、E-10やE-25のような大胆なモデルチェンジではなく、こちらは足回りを中心とした改良が予定されていたようです。それでもオリジナルからは随分印象が変わりますね。キットはFCMの1/76です。このシリーズは絶版ですが、復活してもらいたいものです。

Jagdpanther II Ausf. A (Modelltrans 1/72)

 

Panther IIの車台をベースとする駆逐戦車のバリエーションです。こちらは、JagdpantherをそのままスケールアップしたデザインのA型という位置づけ。主砲は128mm砲に強化されています。Panther IIが本格生産されていたら、実現していた可能性のある車両だと思います。キットは、この下のB型と同様、ドイツのModelltrans製レジンです。Jagdpantherは単調になりがちで塗装に悩まされます。

Jagdpanther II Ausf. B (Modelltrans 1/72)

 

Panther IIの車台をベースとする駆逐戦車のバリエーションです。メルカバよろしくエンジンを前面に配した構造ですが、これでは運転は大変だったでしょうし、乗員の乗り降りも相当難しそうです。とはいえ、12.8cm砲とのバランスは良く、見た目も恰好よい車両ですね。キットは独Essen市のModelltransのレジンです。整形状態は良好で、同社の製品は安心して取り組むことが出来ます。

ポルシェタイプ245 FCM(1/76)

Porsche Type 245 Pzkpfw., 1-76, FCM

 

ポルシェ社のプライベートベンチャー計画の軽戦車です。小型の車体に5.5㎝速射砲と機関銃を搭載した全周旋砲塔が搭載されています。車重は18t。主砲は対地対空両用のマルチパーパスなものとして計画されたようです。どこかR2D2を彷彿させるユニークな車両です。キットはFCMのレジン。いかにも同社らしい企画です。

ポルシェタイプ250 FCM(1/76)

Porsche Type 250 schwere kl .Pzkpfw. w/10cm PAW, 1-76, FCM

 

ポルシェ社のプライベートベンチャー事業として計画された多用途戦車の一つです。27tの車体に10cm、10.5cm砲を搭載するほか、副装備として3cm砲を全周回砲塔に装備する計画でした。ヘッツアーの改良大型版といったイメージです。もちろん実現しませんでしたが、結構実現可能性があったようにも見受けられます。キットはFCMの1/76。大変繊細な3cm砲が魅力です。塗装パターンもヘッツアー系にしてみました。

E-5 Panzer Rutscher, 1-72, Gebo Figuren

 

計画自体の存在が判然としないのがEシリーズの最小クラスであるE-5です。5tクラスの軽装甲車両に位置付けられ、いくつかの用途が想定されていたようです。このキットは、通称Rutscherと呼ばれるタイプをキット化した希少アイテムです。主砲は無反動砲に見えますが、だとするとガスの放出口がこれで大丈夫なのかなど突っ込み処に事欠きませんが、興味深い車両です。

E-10, 1-76, Cromwell 

 

E(開発:Entwicklungの略でしょうか)シリーズのボトムを受け持つE-10は、ヘッツアーの後継の位置づけでした。油圧機構で車高を変更するなど斬新な案でしたが、結局38Dの方に軍配が上がったようです。キットはクロムウェルの1/76。これは、1990年代半ばのエナメル筆塗り塗装のまま年を重ねています。

E-12 Fennek, 1-72, Modelltrans

 

E-10のバリエーション、フェネックです。北アフリカに生息するキツネの名を冠した計画車両で、E-10の車台にPumaの砲塔を搭載した偵察車両という位置づけのようです。Eシリーズで車両の標準化が進んだ後、軽戦車をベースとする偵察戦車を設けるなら、「あり」だと思いますが、単純にE-10のバリエーションだとすれば、高コストな油圧機構(74式のようなものです)をわざわざ偵察戦車に転用する意味が分かりません。ここは油圧機構なしの簡易タイプのE-10車台を利用した派生型と考えたいと思います。

E-25,  1-76, Cromwell 

 

これは、さしずめⅣ号駆逐戦車の後継モデルでしょうか。形状はどうみてもヘッツアーの進化系のようです。これもクロムウェル1/76です。ついヘッツアーのイメージに引かれて、四色迷彩にしてしまいました。E-25の作例では、まだ見たことがないので、やってみたかったのです。 2011/10に若干の追加作業を施しています。

E-25 Ausf. C Jagdhund (GeBo Figuren 1/72)

 

E-25がStugIIIのように改良されていたら、という想定のC型「猟犬」です。

計画/架空戦車を積極的にリリースしているGeBo-Figurenのレジン。原型師はModell TransのPrzybylka氏とのことですので、Modell Transブランドで発売されてもおかしくないアイテムですね。低姿勢の駆逐戦車らしいフォルムですが、上記のCromwellのE-25とはだいぶ印象が異なり、興味深いところです。

E-25 Flakpanzer Sperber, 1-72, Modelltrans

 

E-25にKugelblitzシステムを搭載した対空戦車バリエーション「ハイタカ」です。Eーシリーズで標準化が進んでいたとしたら、IV号戦車の車台を用いた対空戦車の後継はE-25の派生型が担ったでしょうから、十分ありうるバリエーションです。実際、この組み合わせは、意外にバランスが良いです。キットはModelltransのレジンです。少々メリハリをつけた塗装パターンを試してみました。

E-50, 1-76, Cromwell 

 

パンターの後継に位置づけられていたE-50。確かに、しっかりパンターの遺伝子を受け継いだ姿です。最近は1/35のインジェクションでも登場しましたが、この種の車両こそガレージキットの本領発揮されるところです。キットはEシリーズに注力していたクロムウェル1/76です。 2011/11にフィギュア追加等で多少手を入れました。

E-50 Flakpanzer w/ 5.5cm Twin Gun (Cromwell Germany 1/76)


E-50の対空戦車バリエーションです。5.5cmの連装システム(Geräte 55)の搭載が想定されており、さしずめケーリアンの後継という位置づけだったのでしょう。キットはクロムウェルジャーマニー(FCM)製で、非常に出来のよいアルミ製5.5cm砲が付属します。上のE-50と塗装パターンを揃えてみました。ペーパープランはこの辺の自由さが魅力です。

E-75,  1-76, Cromwell 

 

こちらは、ティーガーⅡの後継となる予定だったE-75です。同じくクロムウェル1/76。これは、本当にキングタイガーをそのまま長砲身化したようなスタイルで、ティーガーIIIといっても違和感のない印象です。逆に言えば、Eシリーズの中で最もフィージブルな存在と言えるかも知れません。それにしても・・・・・・砲身長すぎです。 2011年11月に若干の補正を施しました。

E-75 w/12.8cm Flak 40 Gun, 1-72, Modelcollect

 

E-75の車台にFlak40を搭載するコンセプトです。IV号に8.8cmを搭載した車両が実在しているので、そのアナロジーでしょう。仮に実現していたとしても、現地改修のワンオフもの。さすがのE-75車台も12.8cm砲を搭載するには窮屈な感じです。キットはこの種のファンタジー系車両を得意とするModelcollectのインジェクションです。キットそのものの出来は大変良いのですが、アイテムについては評価が分かれそうです。

E-100,  1-76, Cromwell

 

Eシリーズ中最大の戦車で140t級だったそうです。試作車の車台までは完成していましたので、架空でもないのですが、シリーズつながりでここに収録します。キットは、マウスのところで紹介したクロムウェルの1/76。実存しない砲塔は、マウスと同じという設定になっています。塗装を決めかねて放置してあったのですが、ダークグリーンベースの2色にしました。光と影も捨てがたいですね。 2012年1月若干の補正を行っています。

 

 

E-100 Ausf. B, 1-72, Modell Trans + Dragon

9th anniversary

 

E-100のバリエーションです。砲塔なしの試作車両が捕獲された訳ですから、バリエーションもなにもないわけですが、マウスの砲塔を搭載した上記を標準とした上での話です。E-100の開発は1943年6月にアドラー社により始まりました。翌年には発注がキャンセルされたものの、細々と試作は続けれました。傾斜された前面装甲200mmですから群を抜いた防御力を備えていました。

 

Panzer X Säbelzahntieger (GeBo Figuren 1/72)

 

E-100の発展形という位置づけでしょうか。10号戦車サーベルタイガーです。被弾経始を重視した形状に強力な主砲を備えており、いかにも主力戦車らしいスタイルです。砲塔のハッチが1つしかないのは、自動装てん装置を想定してのものでしょうか。完全な架空車両ですので、突っ込み処も満載です。キットはドイツGeBoFigurenのレジンです。形にする作業の9割方は切り出しになります。

Waffenträger auf E-100 w/ 12.8cm Gun, 1-72, Modelcollect

 

E-100の車台を利用した12.8cm砲を搭載した移動砲台(Waffenträger)という設定の車両です。E-100自体が完成していないので、完全なペーパープランというか、ここまでくると架空戦車といった感じです。キットはModelcollect社のインジェクションです。途中で設計を変更したのか、部品の重複や説明書が分かりにくいなどの問題はありますが、完成後の印象は大変良いキットです。

Waffenträger auf E-100 w/12.8cm Flak40 Zwillimg, 1-72, Modelcollect

 

上記同様にE-100の車台を活用した移動砲台コンセプトのバリエーションです。完全な架空車両であることは間違いないのですが、Flak40の2連装(Zwilling)は実在していますので、空想の産物と片付ける訳にもいかない存在です。キットはこの手のファンタジー系を得意とするModelcollectのインジェクションです。素性は上記記載の通りで、色々と問題はありますが、完成後のイメージはとても良いです。

 

Geschützwagen Tiger für 17cm Kanone K72(Sf.), 1-72, Jisakuyarou

13th anniversary

 

1942年にクルップ社が提案した自走砲です。17cmカノン砲と21cm臼砲を搭載する計画ゆえ、Grille17/21とも呼ばれます。当初はTiger Iベースで計画されましたが、Tiger IIの生産が本格化したのを受けて、同車のコンポーネントの援用に変更されています。結局、試作車台が完成した段階でキャンセルされました、車台は米軍が接取しています。キットはミニスケ界の新星「自作野郎」の3Dキットです。驚嘆すべき精度の好キットです。

 

Strumpanzer Bär, 1-76, Fine Cast Model

2nd anniversary

 

1942年にクルップ社が開発提案したとされる車両です。30.5cm砲を搭載した大型車両で破壊力は相当なものがあったと思われます。Strumtiegerと並べてみると、その巨大さが分かります。キットはFCM1/76。いつも通り大変好印象な出来です。当館らしい典型的なガレキアイテムとして2周年記念の展示として追加します。

 

 

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