ハンガリー軍一覧   Hungarian AFV in 1-76

35M軽戦車CV-33 (hunor product 1/72)

35M Light Tank CV-33, 1-72, hunor product

 

 イタリア製のタンケッテC.V.35のハンガリー版です。オリジナルとの相違点は、車長席上に設けられたキューポラと、武装(ハンガリー製8mm機関銃の連装に換装)です。150両近く保有していたようですから、大戦初期の主力車両でしょう。キットはハンガリーhunor社製レジンです。それにしても小さい。今のところ当館展示の中でも最小です。

トルディ I  (オストモデルス 1/76)

38M Tordi I, 1-76, Ostmodels

 

スウェーデンのランズベルク社が開発した傑作軽戦車L-60をライセンス生産する形で導入されたハンガリー軍初の国産戦車です。これはその一番最初の型で1940年から生産開始し、計80両生産されたようです。武装が20mm対戦車ライフルと8mm機関銃ですから、ほぼドイツのII号戦車に匹敵する存在でしょうか。キットはオストモデルスの1/76です。

 

 

トルディIIa(オストモデルス 1/76)

38M Tordi IIa, 1-76, Ostmodels

 

東部戦線で実戦投入されてほどなく、トルディの性能不足が露呈したため、急遽40mm砲に換装した武装強化タイプがIIa型です。前線から引き揚げられた車両から80両あまりが改造されたようです。武装の変更に伴い、砲塔後部に収納スペースが設けられるなどの変化がみられます。キットはオストモデルスの1/76です。

43M トルディIII (オストモデル 1/76)

43M Tordi III(Tordi C40), 1-76 (Ostmodels)

 

ハンガリー軍初期の主力戦車トルディの改良型です。40mm砲搭載用に新砲塔を備えた、いわばハンガリー版の97式改といったところ。キットはオストモデルスの1/76。同社のキットは、やわらかめのレジンということと成型色(明るいクリーム色)の影響もあって、パーツ段階ではゲンナリさせられるのですが、完成後のイメージは非常に良いです。

トゥラーンⅠ中戦車 (クロムウェル 1/76)

40M Turan, 1-76 (Cromwell)

 

チェコ製T-21を原型とするハンガリーの主力戦車です。まさしく、LT-35(35(t))の拡大ヴァージョンで、35(t)好きの私にはたまりません。特に、この40mm砲搭載のⅠ型が気に入っています。キットは今はなきクロムウェルの1/76ですが、同社からのライセンスでオストモデルから供給されているようです。 2012/2に補正を施しました。

 

トゥラーンII 重戦車(クロムウェル 1/76)

41M Turan, 1-76 (Cromwell)

 

トゥラーンⅠに75mm砲を搭載した武装強化版です。砲身が太くなり、精悍さを増した印象ですね。キットは上記と同様にクロムウェル製の1/76です。バトルフィールドシリーズ化されたものを購入しましたので、組み立て作業はほとんどありませんでした。 2012/3に若干の補正を施しています。

トゥラーンⅢ重戦車 その1(USキャスト 1/76)

44M Turan Vol.1 , 1-76 ,US Cast

 

1台だけ試作されたとされる、75mm砲搭載のトゥラーンの最終進化系です。ネットでも写真が確認できました。なんだかドイツのⅣ号戦車の進化と相通ずるものがありますね。このキットは、アメリカのUSキャスト製(1/76)。気泡や欠損の多いチャレンジングな内容でしたが、貴重なキットです。最近、USキャストを見かけませんが、やはり廃業してしまったのでしょうか。2014年5月に若干の補正を施しました。

トゥラーンIII 重戦車その2(hunor product 1/72)

44M Turan Vol.2, 1-72, hunor product

 

実車が1台だけなのに当館では2台目のTuran IIIです。地元ハンガリーのhunor社製のレジンキット。自国車両に特化しており気合が感じられます。特にTuran系列に特徴的なパンチングボードのシュルツェンはなかなか再現するのに適当な素材がなくて困っていたのですが、同社は素晴らしいエッチングパーツによりこれを解消してくれています。

44M Tas heavy tank (hunor product 1/72)

the 5th. anniversary

 

ハンガリー軍の幻の戦車Tas(タシュ)です。強力なソ連軍戦車に対抗すべくパンターやティーガーのライセンス生産を希望するも叶えられず、自力開発されたものです。ヴァイス・マンフレート社が担当、傾斜装甲と75mm砲(43M)を備えたハンガリー版パンターです。44年の空襲で試作車両が破壊され計画のまま終わりました。

Toldi Tank Hunter (hunor product 1/72)

 

 ハンガリー軍の試作自走砲です。トルディに7.5cm対戦車砲を搭載するコンセプトは、まさにハンガリー版Marderですが、サスペンションが砲の重みに耐えられずキャンセルされたようです。キットはhunor productionのレジンです。このキット、車内がオミットされ、シートでカバーされたパーツしかない一方、エッチングパーツに側面装甲があるなど混乱した内容でした。

 

ズィリニィI型(hunor product 1/72)

44M Zrinyi I, 1-72, hunor product

 

Stug IIIに触発されて開発されたハンガリー軍の突撃砲ズィリニィの本命が75mm砲搭載のI型でした。先行したII型の前面装甲を強化し、対戦車戦を念頭においた車両でしたが、肝心の主砲が間に合わず生産に至りませんでした。キットはhunorのレジンです。トゥラーンより拡幅された背の低い車体で精悍な印象の車両ですね。

ズィリニィⅡ型(SMA社 1/76)

ZrinyiⅡ,1-76(SMA)

 

ハンガリー版突撃砲であるズィリニィⅡ型です。35(t)の親戚であるトゥラーンの足回りを利用した車両だけに、私の好みにぴったりの興味深い車両です。Ⅰ型の75ミリ対戦車砲搭載型もスマートで良いですね。さて、キットは今はなきSMAの1/76です。足回りがホワイトメタル、車体がレジンという構成。幸いなことに、SMA社廃業後、マタドールモデルに引き継がれていますので、まだ入手可能です。

ヘッツアー後期型 フジミ(1/76)

Jagtpanzer 38(t) Hetzer in Hungarian Service, 1-76, FUJIMI

 

ドイツから供与されたヘッツアーをハンガリー軍仕様にしてみました。キットはフジミ製1/76。長らく、ドイツ駆逐戦車コーナーに展示していましたが、このたび晴れてハンガリー軍コーナーに引っ越しました。マイナー国の車両を作る場合、デカールとフィギュアの塗装がいつも課題になります。

ニムロッド対空戦車 オストモデル(1/76)

Nimrod AA/AT, 1-76, Ostmodels

 

ハンガリー軍の先見性を象徴する対空戦車ニムロッドです。これもスウェーデンにあったドイツ系企業ランツベルク社のL-62対空戦車のライセンス生産(改造)ですが、MAVAG社で1940年には生産されていたことを考えると、盟友であるドイツの対空戦車より明らかに先行しています。この容貌、なんとなくオストヴィントを彷彿させませんか。キットはオストモデル1/76です。いつもの通り、完成・塗装が済むと価値が分かるキットです。2013/7改訂しています。

 

39Mチャバ偵察装甲車 hunor product (1/72)

39M Csaba Armoured Car, 1-72, hunor product

 

ハンガリーの主力装甲車です。英国に移民していたエンジニアによる設計だそうで、1939年から40年にかけて100両あまりが生産されました(下の無線車を含む)。20mm対戦車ライフルと8mm機関銃を装備していました。キットはハンガリーhunor社のレジン製です。HPが消えてしまったようですが、廃業してしまったのでしょうか。

39Mチャバ偵察装甲車 無線指揮タイプ hunor product(1/72)

39M Csaba Command Car, 1-72, hunor product

 

ハンガリー軍の国産装甲車M39チャバの無線指揮タイプです。正式には40Mチャバという説明もあります。大型フレームを搭載し、オリジナルのチャバとは雰囲気が異なります。キットはhunor productレジン。実車の特徴をよく捉えた良いキットです。いずれオリジナルタイプと並べてみたいと思います。

Hungarian Krupp Protze Commander Version,

1-72, hunor product

 

Krupp Protze のバリエーションの一つ。スタッフカーです。どうやらハンガリー軍のオリジナル仕様のようです。トラックタイプとは随分印象が変わり興味深い車両ですが、情報がほとんどありません。キットはhunor product製のレジンです。足回りなどはドラゴンから流用した方が製作は楽だと思います。