Stug III O-Serie

3月に入りました。今年度もいよいよ終盤です。着実に春めいていますが、首都圏は残念ながら緊急事態宣言が延長され、しばらくは気が抜けない状態が続きます。もう少しの辛抱です。

さて、今回はStug IIIのOシリーズを展示追加しました。歩兵に随伴する装甲された自走火砲という独特のコンセプト(突撃砲)は、その後駆逐戦車化したことでアイデンティティを失い、WWIIだけの存在になりましたが、その記念碑となる車両です。

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コメント: 2
  • #1

    t_take (月曜日, 15 3月 2021 18:52)

    早くも3月も半ばに達し、新年度は目の前まで来てしまいました。緊急事態宣言の影響で新年会が延期されたままですが、花見の季節までには解除してもらいたいものです。

    Oシリーズは戦間期に開発された車両の面影を残していて、正面からの雰囲気も後の三突シリーズとは随分と印象が違うように感じます。IBG ModelsはWW Iや戦間期の車両も多数製品化していますので、WW IIで洗練される前の車両を表現するのに長けていると思います。
    ハッチと前面装甲部分は自作されたのでしょうか?

    突撃砲と呼ばれる装備はなくなりましたが、歩兵に随伴して火力支援を行う装甲車両というポジションは89 IFVや16 MCVの様な形で生きていると思います。16 MCVまで進化してしまうと先祖回帰してしまう様で装甲目標の制圧までが任務となっていますので、これこそが現代の突撃砲なのかもしれませんね。

  • #2

    kleinpanzer (月曜日, 15 3月 2021 20:18)

    t_takeさん
    コメントありがとうございます。コロナ禍のなか、例年とは状況は違うものの、この時期の時間の経過の速さは相変わらずですね。桜も開花し、期待が高まりますが、果たして来週どうなりますでしょうか。

    Oシリーズは足回りがB型ということもあり、メカニカルな感じが印象的な車両です。これをキット化してくれる当たり、さすがIBGですね。旧軍車両を始め、同車のアイテムセレクトのマニアックさには驚かされます。ご推察の通り、ハッチはフィギュアを乗せるために、全面装甲はパーツを紛失してしまったため自作しています。

    突撃砲というと、トーチカ等の固定陣地を攻撃するための自走車両というイメージがありますが、歩兵支援という機能に着目すれば、確かに現用車両にもその系譜を見出すことが出来そうですね。いずれにしても、戦間期にこうしたアイテムを生み出したのは、ドイツの先見の明といえそうです。