ドイツ装甲車一覧   German Armoured Car in 1-76 & 1-72

ADSK M.G.M (1/72)

ADSK, 1-72, M.G.M

 

オーストリア製の軽装甲車です。1936年にStyer-Daimler-Puch社によりプロトタイプが製造され、38年に5両が生産されたとのこと。こちらはその5両の生産型を再現したM.G.M社のキットです。なんともかわいらしい車両です。この次のADGZやRK-7などオーストリア車両もなかなか興味深い存在です。

ADGZ クロムウェル(1/76)

ADGZ, 1-76, Cromwell 

 

変わった装甲車ですが、ドイツに併合されたオーストリア製です。1938年から主に警察部隊へ配備されたようですが、部分的に国防軍(Wehrmacht)にも回ったようです。キットは、クロムウェルの1/76。さすが、こんなマイナー車両までキット化していたのですね。オーストリア製の車両は、RK7など独特の雰囲気がありますね。

Sdkfz.254 ザウラーRK-7装甲偵察車 クロムウェル(1/76)

Sdkfz.254 Saurer RK-7, 1-76, Cromwell

 

オーストリアSaurerwerk社による無限軌道と車輪を組み合わせた車両です。ドイツ軍により使用され、特殊車両(Sonderkraftfahrzug: Sdkfz)番号まで付与されていますので、それなりに使い勝手があったのでしょうか。アフリカ戦線での写真が有名です。キットは十数年前にUnited Fun社(リンクにあるFCMのオーナー)から購入したCromwellです。2011年9月に17年ぶりに若干の改修を加えました。

Kfz. 14無線車 MMS(1/76)

Kfz. 14 Funkwagen, 1-76, MMS

 

ドイツ軍装甲車の初代を飾るKfz.13の無線搭載型です。Kfz.13に無線機を搭載するスペースがなかったため、これに随伴する車両として開発されました。1932~34年に40両ほど生産されたようです。キットはMMSの1/76。長らく放置状態でしたが、2018年3月に手を入れました。

Sdkfz. 221 w/ 2.8cm Panzerbüchse

(FIRST TO FIGHT 1/72 + Modelltrans )

 

Kfz.13の後継として開発された、ドイツ軍としては初の本格的な装甲車です。オリジナルは小型の砲塔に機関銃を1丁搭載しただけの非力な武装でしたが、一部の車両は、後に2.8cm機関砲(sPzB41)に強化され終戦まで運用されました。キットはポーランドのFIRST TO FIGHTのインジェクションです。

 

 

Sdkfz. 222装甲車 Vol.1 フジミ(1/76)

Sdkfz. 222 Vol.1, 1-76, Fujimi

 

大戦初期を代表する軽装甲車です。Sdkfz.221の武装強化版として、1000両近く生産され、sdkfz.250までのつなぎ役として各戦線で運用されていましたので、色々なシーンを楽しめる車両です。キットは、フジミの1/76。古いですが、特徴をよく捉えた良いキットです。最近店頭でとんと見かけなくなってしまいましたが、末永く販売を続けてもらいたいと思います。

 

Sdkfz.222 Vol.2, 1-72, FIRST TO FIGHT

 

Sdkfz.222は、メジャーな割にミニスケではあまりキットに恵まれず、上記のフジミとドラゴン程度で、いずれも2019年3月現在は入手が困難です。そんな中登場したポーランドFIRST TO FIGHT製を展示追加してみました。非常に好感のもてるキットです。今回はアフリカ戦線仕様に仕上げてみました。全戦線で運用されたこの車両ならではの楽しみ方です。  

Sdkfz. 222 neuer Art, 1-76, Cromwell Models

 

Sdkfz. 222の新型タイプです。クンマースドルフにて(?)試験中の試作車両の写真が確認できるので少なくとも1台は存在しています。Sdkfz.222の後継というより、Pumaの小型版といった感じですね。それにしても、機動性等からSdkfz.250など半軌道車両に取って代わられたはずが、戦争末期に再び装輪偵察車に戻ったのは不思議な感じです。

Sdkfz. 223 kleiner Panzerfunkwagen, 1-72, Dragon

 

Sdkfz. 221の改良型として、Sdkfz.222と同時期に開発されたタイプです。こちらは長距離無線搭載型でしたので、武装は小砲塔にMG34のみで、フレームアンテナを装備しているのが特徴です。タミヤMMでも222のバリエーションとしてリリースされていましたね。キットはドラゴンの1/72インジェクション。このキット2個1なので2バージョン作成。VOL.1はDAKです。

Sdkfz. 223 kleiner Panzerfunkwagen, 1-72, Dragon Vol.2

 

上記2個1のもう一つはパンツァーグラウの系統にしてみました。DAKバージョンは往年のタミヤMMのお蔭でイメージがあり、かつ積み込んだ雑貨類など見せ所も多いですが、欧州仕様にすると、小砲塔ということもあり地味ですね。下のSdkfz.261と同様、ミニスケでこのジャンルをカバーしてくれたドラゴンには感謝です。

Sdkfz. 261 kleiner Panzerfunkwagen, 1-72, Dragon


偵察部隊用に開発された無線機搭載車両です。Sdkfz.260と同じ車体ですが、こちらはロングレンジの無線機を搭載しており、フレームアンテナと大型の折り畳み式アンテナが特徴です。この車両はかつてSMAから出ていましたが、とても使用に耐えるクオリティではないため、ドラゴンのインジェクションに登場してもらいました。

 

 

Sdkfz.232 6輪装甲車 マッチボックス(1/76)

Sdkfz.232 (6 Rad), 1-76, Matchbox

 

戦間期に本格的な重装甲車(8輪タイプ)導入までの「つなぎ役」として開発された6輪装甲車の無線タイプです。原型となるトラックを装甲化したイメージですね。3社が競作し、技術習得にも有用だったのでしょう。キットは古参マッチボックスです。長らく引き出しの肥やしになっていたものを引っ張りだしてきました。

Sdkfz.231 8輪装甲車 ミリキャスト(1/76)

Sdkfz.231 schwerer Panzerspaehwagen (8Rad), 1-76, Milicast

 

タミヤMM世代にとっては、ドイツ軍装甲車といえば、これ、というくらい有名な8輪重装甲車です。機構もそうですが、外観も複雑な形状で、いかにもドイツという感じですね。2011年7月、15年ぶりに手を入れてリペイントしました。MG34をABER製に置き換えみましたが、大変良い感じで気に入りました。

 

Sdkfz. 232 8輪装甲車 ドラゴン(1/72)
Sdkfz. 232 schwerer Panzerspähwagen (8Rad), 1-72, Dragon

 

Sdkfz.231に中距離無線機Fu-12を搭載したタイプです。フレームアンテナが特徴です。車体形状を変更せずに無線機を搭載したため操作性が悪く、sdkfz.263に代替されました。150両ほど生産された模様です。キットはドラゴンのインジェクションです。繊細な本車の特徴をよく捉えた傑作だと思います。

Sdkfz.233 重装甲偵察車 ミリキャスト(1/76)

Sdkfz.233 schwerer Panzerspaehwagen(7.5cm), 1-76, Milicast 

 

8輪重装甲車に7.5cm砲を搭載したこの車両は、数ある装甲車のなかでもお気に入りの一つです。キットはミリキャスト1/76ですが、これまた15年くらい前に購入したものなので、今のとは原型が違うかも知れません。この車両もアフリカのイメージが強いことから、これを再現しています。2011/7フィギュア等を追加しています。

Sdkfz. 263 schwerer Panzerfunkwagen, 1-72, Dragon

 

8輪重装甲車の指揮用無線車バリエーションです。 Sdkfz.232から砲塔を除去して車体上部を延長、室内スペースを拡大しています。240台余りが生産されたようです。キットはドラゴンのインジェクション。black dog社製のアクセサリーを用いてアフリカ仕様にしてみました。なかなかの雰囲気です。

AEC Armoured Command Vehicle Dorchester (Extra Tech 1/72) 

the 8th anniversary

 

英国AEC社がマタドールをベースに開発した四輪駆動装甲指揮車です。合計415両生産されたようですが、最初に送られたアフリカ戦線でDAKに鹵獲され、ドイツ軍の指揮車としても活用されました。これはそのうちの1台Maxを再現したチェコExtra Techのレジンキットです。独特の魅力がある車両ですね。

Panzerspähwagen (Fu) P204(f) RPM(1/72)

 

1930年代にフランス軍騎兵部隊用の偵察車両として開発されたパナール装甲車。大型の車体に25mm砲を搭載するなど、出現時点ではなまじの軽戦車よりも強力な車両だったと思われます。300両近くを獲得したドイツ軍はほとんどを無改造のまま自軍に編入しましたが、本車のように一部が無線機を搭載するなど改修されました。バルバロッサ作戦初期のPanzergrauの車両が印象的だったため、これを再現してみました。

P204(f) CDM砲塔搭載型 RPM(1/72)

Panzerspaehwagen P204(f) w/ CDM Turret, 1-72, RPM

 

1/76でカバーできない代表例がパナール178とそのバリエーションです(USキャストなどからリリースされてはいましたが、スクラッチした方が早いレベルでしたので)。ということで、ここは1/72のRPMインジェクションの登場です。大きな装甲車だけに、この大型砲塔も映えます。

Sdkfz. 234/1 ミリキャスト(1/76)

Sdkfz. 234/1, 1-76, Milicast

 

 Sdkfz.234ファミリーの第1号で、20mm機関砲搭載タイプです。もっとも、型番の順序とは別に5cm砲搭載型プーマ(Sdkfz.234/2)の方が先行生産されたようです。総生産数量は230台といわれますから、相応に使い勝手の良い車両だったのでしょうね。キットはミリキャストの1/76です。塗装は、実車写真で観察できる境界がはっきりしたパターンにしてみました。

Sdkfz.234/2 プーマ マッチボックス(1/76)

Sdkfz.234/2 Puma, 1-76, Matchbox

 

もっともメジャーな装輪装甲車の一つですね。ダイムラーベンツによって開発された、Ⅱ号レオパルト用の砲塔を流用したそうですが、まるで図ったかのようにしっくりしています。キットは大昔に作ったマッチボックス製インジェクション。現在ではレベルから再販されていますね。シンプルながら特徴をよく捉えた好キットだと思います。 2012/4に若干の補正を施しました。

 

Sdkfz. 234/3  ミリキャスト(1/76)

Sdkfz. 234/3, 1-76, Milicast

 

Sdkfz.234の派生型で7.5cm-K51を搭載した支援車両です。この7.5cm砲は本当に色々な車両に搭載されていましたから、効果的な兵器だったのでしょうね。キットはミリキャストの1/76です。Sdkfz.233ともども好きな車両です。

Sdkfz.234/4 w/ 7.5cm Pak40, ミリキャスト(1/76)

Sdkfz.234/4 w/ 7.5cm Pak40, 1-76, Milicast

 

終戦近く、ヒトラーの個人的な命令に基づきごく少数生産されたとされるSdkfz.234の派生型です。確かに砲の位置も高いし、前輪に相当な負荷がかかりそうで、あまり有効とは思えませんが、精悍です。キットはミリキャストの1/76。これも随分古い作品をリペイントして登場させました。今回は筆塗りです。

Sdkfz. 234 2cm KwK38搭載 ミリキャスト(1/76)

Sdkfz. 234 w/ 2cm KwK38, 1-76, Milicast

 

Sdkfz234シリーズのかなりマイナーな2cmKwK38搭載型です。特殊車両番号も付与されていないようですから、試作程度だったのでしょうか。Sdkfz.234系列のなかでも特異のフォルムを持つ車両ですが、フィギュアとのからませ方が難しい構造です。キットはミリキャストの1/76で2cm機関砲はアルミ製に置換してあります。2012/2に若干の補正を行っています。