British and Commonwealth's AFV

クルセーダー マークI(S-Model 1/72)

Crusader Mk. I, 1-72, S-Model

 

イギリス軍がA-13系の後継モデルとして開発した巡航戦車がクルセーダーです。クリスティー方式の懸架方式を採用しており、T-34の遠戚ともいえそうです。アフリカ戦線に投入されましたが、主敵の独III号戦車と比較すると、主砲の2ポンド砲が威力不足で苦戦を強いられつつも、後継のクロムウェルやM4へのつなぎとして力戦しました。キットはS-Modelのインジェクションを採用しています。

 

 

クルセーダー マークII CS(S-Model 1/72)
Crusader Mk.II CS, 1-72, S-Model

 

クルセーダーIの装甲強化版がII型です。これに近接支援用に3インチ榴弾砲を搭載したのがCSです。I型に比べて少し精悍な感じになっています。S-Modelのキットは2個1ですので、上記のI型とこちらで作り分けています。サンドとブラックの迷彩はかなりインパクトがありますが、アフリカの強烈な日射の下では効果があったのでしょうね。

 

シャーマン マークIII(Dragon 1/72)

Sherman Mk. III, 1-72, Dragon

 

大量生産されたシャーマンには様々なバリエーションがあります。これは、米国でM4A2と呼ばれるタイプです。開発当初から搭載されてきた星形空冷エンジンの供給制約に対処すべく、GM製ディーゼルエンジンを採用しました。海兵隊を除けば、ガソリンエンジン主体の米軍の運用には合わず、もっぱら英国やソ連に供給されました。英軍ではこれをMk.IIIとして運用。アフリカ戦線で投入された当車がM4の実戦デビューです。

 

ファイヤフライIc(Dragon 1/72)

Firefly Ic, 1-72, Dragon

the. 11th anniversary

 

ドイツ軍の重戦車に対抗するべく、シャーマンに17ポンド砲を搭載したのがファイヤフライです。当初は、M4A4型から改修されていましたが、同車の生産終了に伴い、1944年5月からシャーマン1がベースの当車にシフトしました。精悍な印象は他のシャーマン系列とは一線を画しています。人気があるのも当然ですね。ドラゴンのインジェクションです。

クロムウェル巡航戦車(Revell 1/72)

Cromwell Mk. IV, 1-72, Revell

 

クルセーダー巡航戦車の後継として開発された車両です。当初はクルセーダーと同様に6ポンド砲を搭載していましたが、これをQF75mm砲に換装したのが、Mk. IVです。巡航戦車とはいえ、クルセーダーに比べてかなり重装備になっています。ノルマンディー上陸作戦から実戦に投入され、戦後まで運用された他、コメット戦車のベースにもなりました。キットはレベルの秀作です。

チャーチル歩兵戦車Mk. III (Esci 1/72)

Churchill Infantry Tank Mk. III, 1-72, Esci

the. 11th anniversary

 

低速ながら重装甲で歩兵に随伴する支援戦車という古風なコンセプトですが、高い走破能力を活かして終戦まで第一線で運用された、英軍を代表する戦車です。Mk.IIIは、6ポンド砲を主砲とするという当初のコンセプトをようやく実現したタイプです。キットはEsciのインジェクション。1990年代の半ばに作成した古い作品ですが、英軍の展示開始に伴い、ようやく追加することが出来ました。

チャーチル工兵戦車Mk. III(Dragon 1/72)

Churchill Mk. III AVRE Combat Engine, 1-72, Dragon

ディエップ上陸作戦の反省から生まれた工兵用車両(Assault Vehicle Royal Engineers)です。1944年から生産され、のノルマンディー上陸作戦にも投入されました。チャーチルの巨大な車体は工兵や機材の収納に向いていたと思われます。目を引くのは主砲の290mmペタード臼砲です。トーチカ等への攻撃用ですが、車内から装填は出来なかったようです。

Ordnance QF 25-pdr on Carrier Valentine 25-pdr Mk.1 ''Bishop'', 1-72, Esci

 the. 11th anniversary 

北アフリカでの機動戦に対応すべく25ポンド砲の自走化の必要性を感じた英軍が開発した自走砲です。バレンタイン歩兵戦車の車台を利用して開発された当車は、その巨大な砲塔をキリスト教司教の司教冠になぞらえ、ビショップ(司教)と呼ばれました。色々と問題も多かったようで、米軍のM7プリーストが優先され、生産は100両あまりに留まりました。

Universal Carrier II Mark. II  (IBG 1/72)

the. 11th anniversary

 

英軍を代表する汎用輸送車です。1920年代に開発されたガーデンロイド・キャリアを源流とし、1940年から汎用輸送車として生産されました。歩兵支援用の車台として各種火器を搭載したバリエーションがあります。生産国も英国以外に多岐にわたり、生産総数は不明ですが、欧州戦線を始め、各種戦線に広く投入されました。キットはIBGのインジェクションに、Modelltransの足回りを追加しています。11周年アイテムとしました。

Long Range Desert Group Patrol Car (Dragon 1/72)

 

1940年にエジプトで編成され、イタリア軍やドイツ軍の後方かく乱任務を務めた長距離砂漠挺身隊(LRDG)が装備したのが本車です。シボレー30cwt (Chevrolets 30cwt)が正式名で、タミヤMMでは以前デザート・シボレーの名を冠していました。過酷な任務に対応して、無駄を極限までそぎ落とした独特の魅力がある車両です。デザートピンクを「赤みが勝ったサンド」説に従い再現しています。

SAS Raider 4x4 Truck (Dragon 1/72)

 

1941年に編成されたイギリス軍の特殊部隊SAS(Special Air Service)は、敵の後方施設等への奇襲を任務として、北アフリカ、欧州の各方面で神出鬼没の活躍を見せました。SASが使用したのが、武装を強化し、燃料タンクを増設したジープです。キットはこれを再現したドラゴンのインジェクション。繊細な細部も抜かりなく再現した好キットです。「遠すぎた橋」のイメージで作成しています。